油脂実践講座/7.23終了 満員御礼

主 旨 日本油化学会のフレッシュマンセミナーで油脂の基礎を学ばれ、そして製品開発に携わり、生じた疑問がそのままになっている中堅研究員・若手リーダーにおすすめする講座です。好評を博した2018年度に引き続き、2019年度も「油脂」にかかわる製品の研究・開発に“役立つ様々な角度”からの考え方・ヒント・知識を提供します。本講座では講義とともに講師の先生に直接相談できる時間を設けています。今お困りの疑問を解消してステップアップしませんか?皆様のご参加をお待ちしています。

会 期 7月23日(火) 10:00-17:30

会 場 油脂工業会館9F大会議室
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-13-11

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1.官能評価による食味・食感のプロファイリング
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門  早川 文代 氏 10:05~11:05

2.最新のトリアシルグリセロール及び脂肪酸の分析とその応用
福島大学 農学群食農学類 吉永 和明 氏 11:10~12:10

質問タイム 12:10~12:40 (昼食・休憩 12:40~13:40)

3.油脂の結晶化と食品の安定性・不安定性について
広島大学大学院 統合生命科学研究科 上野 聡 氏 13:40~14:40

4.企業トピックス:乳化油脂食品の製造と利用
株式会社ADEKA 食品本部 食品開発研究所 島田 俊裕 氏 14:45~15:45

5.高度不飽和脂肪酸の酸化機構と防止
東京工科大学 応用生物学部 遠藤 泰志 氏 15:50~16:50

質問タイム 16:50~17:30

界面実践講座/7.5終了 満員御礼

主 旨 日本油化学会のフレッシュマンセミナーを受講し、界面科学の基礎を習得した方におすすめする講座です。皆さんは、実際の製品開発に携わったとき、単純ではない製品の物性をどう捉えたらよいのか、迷っていませんか。本講座は、多成分であったり、不均一であったりと、複雑な実製品の界面を捉えて制御するための手法を、専門の講師陣がわかりやすく解説します。

会 期 7月4日(木)、5日(金)

 場 油脂工業会館9F大会議室
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-13-11

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第1日 7月4日(木)

1. 処方設計のための多成分界面活性剤溶液の理解
9:30~10:45 横浜国立大学 荒牧 賢治 氏

2. 液中における微粒子の分散・凝集制御法の理解と応用
10:50~12:05  横浜国立大学 飯島 志行 氏

質問タイム12:05-12:30  / 昼食休憩 12:30-13:30

3. 小角・広角散乱法の多彩なソフトマテリアルへの展開
13:30~14:45  信州大学  佐藤 高彰 氏

4. 散乱技術を用いた可溶化・乳化挙動の解析
14:50~16:05  東京理科大学  小倉 卓 氏

質問タイム 16:05-16:30

第二日(7月5日:金)

5. 洗浄と泡の原理と設計
9:30~10:45 花王㈱ 坂井 隆也 氏

6. 乳化・可溶化を使いこなすための基本的な考え方
10:50~12:05 千葉科学大学 山下 裕司 氏

質問タイム 12:05~12:30    / 昼食休憩 12:30~13:30

7. 分散系のレオロジー
13:30~14:45 DIC㈱ 堀米 操 氏

8. 相平衡図を用いた乳化・可溶化系化粧品の価値づくり
14:50~16:05 ㈱資生堂 渡辺 啓 氏

宮澤陽夫氏 「100歳長寿を支える食品とは」講演資料を公開

東北大学 教授・名誉教授 宮澤 陽夫氏
ご講演資料をアップしました>>こちらをご覧ください!

主催:(公社)日本油化学会
日 時 : 2019年4月22日(月) 16時30分-17時30分
会 場 : (一財)油脂工業会館 9F 会議室

第65回定時総会に開催した特別講演会で,世界的に進む高齢化を背景に関心が高まっている「食を通じた健康長寿の重要性」を取り上げました。食品が持つ健康維持効果について,特に科学的エビデンスが確保された研究成果をたっぷりと講演頂き,会場から多く注目が集まりました。

「クロレラ摂取よる老化赤血球の除去効果」は,特に大きなインパクトを受けました。生体を形成する脂質の酸化と健康の研究は,油化学の重要テーマの1つです。