平成30年度第 1 回油化学セミナー 「 研究開発マネジメントの真髄 」(2018.5.31)

グローバル化に伴う競争環境の激化により、技術優位性を長期間維持することが困難である昨今、技術志向に偏らない多角的視野からの研究開発マネジメントの重要性がますます高まっています。
本セミナーでは、現場第一線で活躍する技術者の皆様が明日から実践できる知識を身につけて頂くことを目的に、「テーマ創出」、「人財育成」、「マーケティング」、「実践例」の観点から研究開発マネジメントの真髄を語りつくします。
  • 日時:平成30年5月31日(木)12:30~17:00
  • 場所:油脂工業会館9階大会議室(東京都中央区日本橋3-13-11)
  • 主催:公益社団法人日本油化学会 関東支部
  • 共催:公益社団法人日本化学会

プログラム(演題および講師)
12:30~12:35 開会の辞
 
12:35~13:35
「自社コア技術から発想するテーマ創出法~技術機能展開法を利用して~」
ベクターコンサルティング株式会社 代表取締役社長
日本工業大学大学院 技術経営研究科(MOT)教授
浪江一公氏
自社の技術をベースとしたテーマ創出には、市場が特定されていない為テーマを見つけることが難しいという基本的な問題を抱えています。この問題を払拭し、自社保有技術に基づきテーマを創出する方法論を紹介します。
 
13:35~14:35
「クリエイティブ人財を育てるものの言い方」
アカラ・クリエイト株式会社 代表取締役
井上健一郎氏
クリエイティブ人財を育成・開発するためには、個人の創造性の萌芽を待つだけでは既に足りなくなっています。「組織としての創造性」がなくてはなりません。そのためのマネジメントテーマは「関係の質」の向上、そして「対話」の促進なのです。
 
14:35~14:50 休憩
 
14:50~15:50
「研究者が知っておきたいマーケティング基礎知識」
ライオン株式会社顧問
今井秀之氏
マーケティング戦略の全体概要を把握した上で、市場構造をマクロ・ミクロ分析へと内容理解を深めていく。生活者ニーズ、インサイト発見の開発事例を紹介しながら議論を進め、その中で技術者に必要なマーケティング理論と現実の双方を理解する。
 
15:50~17:00
「キリングループの健康領域へのあらたな取組み~プラズマ乳酸菌~」
キリン株式会社 事業創造部部長
佐野環氏
健康志向の高まりを背景に、健康づくりに役立つ食品への関心が高まっています。キリングループでは、発酵・バイオテクノロジー分野で培った知見をもとに、グループ横断型の研究チームを組織し、人々の健康増進に貢献する食品の研究・開発に取り組んできました。その一例として「プラズマ乳酸菌」を使った新たなブランドの開発事例をご紹介します。
 
17:00~17:05 閉会の辞
 
17:30~19:30 懇親会
 
参加費(テキスト代を含む):当日受付にてお支払いください
日本油化学会:日本化学会個人会員8,000円
日本油化学会:日本化学会法人会員10,000円
一般:16,000円
学生:4,000円
 
懇親会費:4,000円(学生は1,000円)
※日本油化学会(入会費10,000円)に入会される方は懇親会を無料とします。
申込方法:①氏名、②所属、③連絡先(住所、電話番号、E-mail)、④会員資格(個人会員の場合は会員番号もお願いします)、⑤懇親会への参加の有無、を明記の上、E-mailにて下記宛て
にお申し込みください。
 
申込締切:平成30年5月18日(金)
申込先:株式会社ADEKA 食品開発研究所
山下敦史    e-mail:Yamashita@adeka.co.jp
        Fax: 03-3809-8286