主 旨 日本油化学会のフレッシュマンセミナーを受講し、界面科学の基礎を習得した方におすすめする講座です。皆さんは、実際の製品開発に携わったとき、単純ではない製品の物性をどう捉えたらよいのか、迷っていませんか。本講座は、多成分であったり、不均一であったりと、複雑な実製品の界面を捉えて制御するための手法を、専門の講師陣がわかりやすく解説します。
会 期 7月4日(木)、5日(金)
会 場 油脂工業会館9F大会議室
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-13-11
第1日 7月4日(木)
1. 処方設計のための多成分界面活性剤溶液の理解
9:30~10:45 横浜国立大学 荒牧 賢治 氏
2. 液中における微粒子の分散・凝集制御法の理解と応用
10:50~12:05 横浜国立大学 飯島 志行 氏
質問タイム12:05-12:30 / 昼食休憩 12:30-13:30
3. 小角・広角散乱法の多彩なソフトマテリアルへの展開
13:30~14:45 信州大学 佐藤 高彰 氏
4. 散乱技術を用いた可溶化・乳化挙動の解析
14:50~16:05 東京理科大学 小倉 卓 氏
質問タイム 16:05-16:30
第二日(7月5日:金)
5. 洗浄と泡の原理と設計
9:30~10:45 花王㈱ 坂井 隆也 氏
6. 乳化・可溶化を使いこなすための基本的な考え方
10:50~12:05 千葉科学大学 山下 裕司 氏
質問タイム 12:05~12:30 / 昼食休憩 12:30~13:30
7. 分散系のレオロジー
13:30~14:45 DIC㈱ 堀米 操 氏
8. 相平衡図を用いた乳化・可溶化系化粧品の価値づくり
14:50~16:05 ㈱資生堂 渡辺 啓 氏