令和8年度第1回油化学セミナー
感性工学が拓くマテリアル設計の新展開
近年、材料や製品の価値は、物性や機能の充足にとどまらず、「心地よさ」「使いやすさ」「好ましさ」といった感性的価値によって大きく左右されるようになっています。とりわけ食品、化粧品、フレグランスなど、油化学分野と関わりの深い領域では、感性を踏まえたマテリアル設計視点がますます重要になっています。
本セミナーでは、感性工学の基礎である感性の計測・分析・モデル化を学ぶとともに、人が材料や製品に接した際に生じる「知覚→情動→記憶→判断」のプロセスを、研究知見を交えて解説します。さらに、官能評価や生体指標、言語データなどを活用した感性情報をAIにより統合・解析した具体的事例をご紹介します。食品の風味・食感設計、化粧品や香粧品の使用感・香り設計、処方検討の効率化など、企業研究の現場に直結する内容を取り上げます。
「官能評価の属人化」「膨大な試作回数」「好まれる理由の定量化の難しさ」といった課題に対し、感性工学による次世代のマテリアル設計の方向性を展望します。多くの研究者・技術者の皆様のご参加を心よりお待ちしています。
日 時:令和8年6月26日(金)13:00~17:15
会 場:油脂工業会館 9階大会議室(東京都中央区日本橋3-13-11)およびオンライン
主 催:公益社団法人日本油化学会関東支部
プログラム(演題および講師)
13:00-14:00
講演① 脳波を用いた五感刺激に対する感性評価に向けた探索的研究
NTT株式会社 人間情報研究所 志水 信哉 氏
講演② AIシステム(AIM POLAR)を活用した化粧品設計とモノづくりの未来
ポーラ化成工業 株式会社 大原 夏帆 氏
15:00-15:15 休憩
15:15-16:15
講演③ アートとサイエンスの融合で拓く調香技術の未来
花王株式会社 野川 一義 氏
16:15-17:15
講演④ 感性工学 × デジタル技術による香粧品を通じた新たな体験の創出
株式会社資生堂 岡崎 龍太 氏
申込方法:https://us02web.zoom.us/meeting/register/LzP9XNX0TSWU4cVmcumOIg#/registration
申込締切:2026年 6月16日(火)必着
参加費(要旨電子テキスト代を含む):
日本油化学会正会員:6,000円、法人会員勤務者:8,000円、一般:10,000円、学生:3,000円
情報交換会:
会員・一般 5,500円、学生1,000円(18:00~20:00)
*会場予約の都合上、6/16を過ぎての参加のお申し出はお受けしかねますことをご了承ください。
支払い方法:
参加費、情報交換会費ともに、以下の銀行口座への事前振込をお願いいたします。
(ご所属名ではなく、個人名義でのお振込みをお願い申し上げます)
お振込み期限:2026年 6月16日(火)
三菱UFJ銀行 八重洲通支店 店番022
口座番号0703971
口座名義 コウエキシヤダンホウジン ニホンユカガクカイ
セミナーに関するお問合せは、以下のメールにご連絡ください。
お問合せ先:三菱ケミカル株式会社 有馬 哲史
satoshi.arima.mh(at-mark)mcgc.com
(※at-markを「@」にご変更ください)
関東支部では油化学情報の発信を目的として年3回の油化学セミナーを主催しております。
| 油化学セミナー | 内容 |
| 第1回 | 油化学や油脂関連産業に関する最新トピックスをご提供します。 |
| 第2回 | 市民公開講座として、地域の方の生活に役立つ油化学をやさしくご案内します。 |
| 第3回 | 若手研究者奨励賞受賞記念講演会です。未来にはばたく若手研究者の最新の研究を講演をお届けします。 |
過去の関東支部油化学セミナー開催実績(平成25年以降)はこちらをご覧ください。
