若手研究者奨励賞

関東支部所属で年会にエントリーした40歳未満の若手研究者による研究を対象として、“多くの人に聞いていただきたい”研究成果や取り組みを、関東支部幹事による投票により選出しています。受賞者には油化学セミナーで講演いただきます。

 


第9回若手研究者奨励賞の受賞、おめでとうございます。

この賞は、40歳未満の若手研究者が行った年会での発表に対し、「もっと詳しく聞いてみたい」あるいは「多くの人に聞いて貰いたい」という視点から関東支部幹事の投票により選出する賞です。どうかそのような視点から選ばれた研究をご自身が行っていることを誇りに思ってください。そして、この賞を受賞されたのちに進歩賞やヤングフェロー賞などを受賞された若手研究者も過去にいらっしゃいます。是非、そのような賞を狙うきっかけにもしていただければと思います。

現在、日本油化学会の将来を担う若手研究者が減少しています。これは、学会の存続だけでなく、油化学という研究フィールド全体のレベル低下を招きます。受賞者の皆様におかれましては、今後の油化学の研究を引っ張っていくという自負心を持ち、これからも研鑽を積んでいただくことを心から期待しています。

なお、本年度も新型コロナウイルス感染予防の観点より、例年、年明けに油脂工業会館で行っている受賞講演会が中止となってしまいました。代わりに、来年度開催されるWCOS内で講演会を行う予定です。皆様の講演を拝聴する機会が少し伸びてしまいましたが、WCOSで拝聴できることを非常に楽しみにしています。

このたびはおめでとうございました。

令和3年11月 日本油化学会関東支部 支部長 後藤 直宏

第9回(令和3年度)

石動 更 ライオン株式会社 研究開発本部 先進解析科学研究所
「胆汁酸塩/リン脂質混合ミセルに可溶化された脂溶性物質の生体膜モデル透過挙動」

この度は若手研究者奨励賞を授与して頂き、誠にありがとうございます。大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。そしてなにより、ご指導いただいております東京理科大学 酒井秀樹先生、赤松允顕先生、共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。

受賞テーマである、生体膜モデル透過挙動に関する研究は、人々の健康の向上に寄与できる意義深いものであると考えております。

頂いた賞を励みに、より一層精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

 

乙木 百合香 東北大学大学院農学研究科
「アルツハイマー病者の認知機能低下と脳内リン脂質に関する研究」

この度は、身に余る光栄な賞を賜りまして、大変光栄に存じます。

今回の受賞テーマは、研究は、東北大学大学院農学研究科機能分子解析分野および、UC Davis Food Science and Technologiesにて実施されました。日頃からご指導頂いている東北大学の仲川清隆教授、加藤俊治助教や機能分子解析学分野の皆様、UC DavisのAmeer Taha先生はじめ世界中におられる共同研究を通じて関わらせて頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

本受賞を励みに、脂質の精密解析を通したアルツハイマー病の予防法の開発に貢献できるよう精進して参ります。

 

斎藤 玲  ライオン株式会社 研究開発本部 先進解析科学研究所
「硫酸イオンによるカチオン界面活性剤のウイルス不活性化増強効果」

この度は、名誉ある若手研究者奨励賞を頂き大変光栄に存じます。共同研究者の皆様をはじめ、ご指導いただきました岡山理科大学の森川教授に心より御礼申し上げます。

今回の受賞テーマは界面活性剤とウイルスに関する研究であり、タンパク質と界面活性剤の関係をより深く理解することの難しさと重要性を感じました。

今後はさらに研究を深め、ウイルス感染症予防に繋げることで社会に貢献できるよう本受賞を励みに精進して参ります。