主催セミナー

令和2年度開催予定のセミナーはすべて終了しました。ご聴講ありがとうございました。
次回セミナーは開催が決まり次第、本ページでお知らせします。ご期待ください!
今年度は以下のセミナーを開催しました。

 


 

令和2年度第1回油化学セミナー/ 第1回Web地区講演会

「五感を操るモノづくりと最新技術」


近年、食品や化粧品、日用品などあらゆる商品はその品質が十分なレベルに達しており、製品の差異化が難しくなっています。一方、私たちが手にする殆どの商品の魅力として、本質的な性能以外の感性的な性能があるため、消費者の購買意欲をそそるデザインや触り心地、香り、味覚の他、音質など五感に訴えるモノづくりがされてきています。これらの学問は感性工学や魅力工学とも呼ばれ、我が国でも学会や大学学科が設立されてきています。
本セミナーでは、これらの学問領域において、感性・感覚の定量化に関する研究例と、油化学分野に関係する感性工学や人間工学を導入した製品開発の実践例を紹介します。

主催:公益社団法人 日本油化学会 関東支部
共催:一般財団法人 油脂工業会館

期間:2020年11月2日(月)~7日(土)

参加・視聴方法: 終了しました。ご聴講ありがとうございました。

1.ヒトの知覚・認知・意思決定過程
早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 渡邊 克己 氏

 人間は外界からの入力を処理し、意思決定を行い、運動の発現にいたるまでの複雑な情報処理過程を驚くほどの速さで行っています。本講演では、五感を通じた意識的・無意識的過程を解明する試みを紹介します

2.質感工学(商品開発)と情動工学
千葉大学 大学院工学研究院 津村 徳道 氏

3Dプリンターで様々な形・質感の製品が出力可能となった現在、印刷・プリント・ディスプレイ等の分野で培われたカラーマネージメント技術は、質感マネージメント技術への進化が求められています。質感を感受する人間の感性を評価するために、表情・行動に変化を伴う情動に注目して,実現した非接触で簡易に情動を計測する方法と,その産業への応用について紹介します。

3.化粧品開発における触感計測法と製品開発事例
資生堂グローバルイノベーションセンター 荒川 尚美 氏

生活者は化粧品の良し悪しを触感でも判断されており、定量的評価が望まれています。そこで、指の替わりとなる触センサを開発し,触覚の定量評価を実現してきました。本講演では触センサの開発・研究事例を紹介します。

4.味と香りに関わる認知機構の解明
産業技術総合研究所 人間情報研究部門 小早川 達 氏

本講座では、「味と香り」の認知機構について,「味覚-舌経由の感覚」と「嗅覚-鼻経由の感覚」とが一体となった相互作用の観点から解説します。また、日独の異なる食文化における比較や、消費経験による風味知覚の影響、味嗅覚の違和感評定、脳機能計測からわかってきたこと、またWebアンケートから得られた嗜好性などの話題も紹介します。

5.「コク味」物質の受容機構と食品における官能特性
味の素株式会社 食品研究所 食品技術開発センター 北島 誠司 氏

食品の特徴を表す言葉の一つに「コク」があります。学術の場では、味、香り、食感に関する複数の刺激がバランスよく与えられたときの感覚と提案されています。本感覚を構成する物質のうち、味覚と関係するものが「コク味」物質です。当社での「コク味」物質に関する研究経緯やその機能性、また解明中の受容メカニズムについて報告します。


 

令和2年度第2回油化学セミナー(市民公開講座)

「お菓子と『あぶら』のおいしい化学」


チョコレートの口溶け、クリームのなめらかな食感、クッキーのサクサク感。水と混ざらない「あぶら」の性質は、お菓子に色々な役割を与えてくれます。エネルギー源だけでない「あぶら」の役割を、油脂を専門に研究している大学や企業の皆様に解説してもらいます。

主催:公益社団法人 日本油化学会 関東支部
共催:一般財団法人 油脂工業会館、尚絅学院大学

会  場 : 尚絅学院大学地域連携交流プラザ(イオンモール名取3階)

I. 講演会
開催日時 :令和2年11月14日(土)13:30 – 15:00
参加費  :無料
申込方法 :終了しました。ご聴講ありがとうございました。

 

II. 企画展示
開催日時 :令和2年11月7日(土)~ 14日(土)

 ※期間中、尚絅学院大学地域連携交流プラザにて展示しております。
 ※展示の見学に際し、入場料、事前登録は不要です。お気軽にお立ち寄りください。
 ※生涯学習講座の実施時間帯は立ち入りを制限させていただきます(詳細はポスターでご確認ください)。

I. 講演会

特別講演「チョコレートと乳酸菌の相性、『あぶら』のはたらき」 13:35 – 14:25
株式会社ロッテ 中央研究所 菅野 範 氏

チョコレートと乳酸菌の組み合せが「いつでもどこでもおいしく食べられ、生きて乳酸菌を腸まで届ける」ことを可能にしました。この実現には、「選び抜いた乳酸菌(T001)」を「チョコレート中で安定に保ち」、「生きたまま腸に届ける」技術が必要となり、『あぶら』も役割を果たしています。
チョコレートの美味しさを感じて頂けるよう、お土産も用意しておりますので、ぜひご参加頂ければと思います。

 

展示ポスター紹介  14:25 – 15:05
「おいしいお菓子の名脇役。『あぶら』の種類とかたち」
東北大学大学院農学研究科 助教 伊藤 隼哉 氏(Zoom)
「結晶がつくる艶めくチョコレートの不思議」
東京フード株式会社 路川 聡一 氏(Zoom)
「『あぶらと水』も乳化でなめらか!クリームの秘密」
株式会社ADEKA 田村 岳文 氏(Zoom)

II. 企画展示

1.おいしいお菓子の名脇役。『あぶら』の種類とかたち
東北大学大学院農学研究科 助教 伊藤 隼哉 氏

 「あぶら」はお菓子をはじめとした食品に含まれる大事な成分です。栄養としての機能だけでなく、味や臭い、形や食感にも重要です。そのため、「あぶら」が食品中や調理の過程で、その種類やかたちが変わることが食品にとってとても重要な場合もあります。本発表では、そんな「あぶら」の種類とかたちの変化について、お菓子をはじめとした身近な食品を例に紹介します。


2.結晶がつくる艶めくチョコレートの不思議
東京フード株式会社 路川 聡一 氏

 やさしい甘さに、ちょっぴり苦い。チョコレートは、子供から大人まで世界中で愛されているお菓子のひとつです。そんなチョコレートの魅力は味だけではありません。艶めく漆黒のボディ。パキッと割れて、シャープなくちどけ。これらは、ココアバター(油脂)の結晶が織りなす神秘のテクスチャー(物性)です。結晶の奥深さに触れて、手作りチョコレートに挑戦してみませんか?


3.『あぶらと水』も乳化でなめらか!クリームの秘密
株式会社ADEKA 田村 岳文 氏

 皆さんがいつも食べているケーキのクリーム、実は「あぶら」と「水」から出来ているって知っていますか?そのままでは混ざることのない「あぶら」と「水」から、ふわふわでなめらかなクリームが出来る秘密は“乳化”です。“乳化”を操ることで姿を変えるクリームの秘密をミクロの視点から解き明かします。さらに、自宅でも失敗しないクリームの作り方のコツについても紹介します。これを見ればあなたもケーキ作り名人!?

問合先:尚絅学院大学健康栄養学類准教授 木村ふみ子
jos021114@gmai.com

 

※今後の感染症の流行状況等により中止となる場合がございますので、ご了承ください。
※中止の場合は日本学会関東支部ホームページ等でお知らせします。
※ご来場を予定される方へのお願い
・発熱(37.5度以上)の他、下記の症状、項目に該当する場合、来場をお控えください。
  症状: 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐
  項目: 過去14日以内の濃厚接触者、入国制限等が必要とされる国地域への渡航者、当該在住者との濃厚接触者"
・新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を積極的にご活用ください。
・ご来場の際には、咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底にご協力ください。
・会場への入退場、および会場内では、社会的距離の確保にご協力ください。

 

関東支部では油化学情報の発信を目的として年3回の油化学セミナーを主催しております。

油化学セミナー 内容
第1回 油化学や油脂関連産業に関する最新トピックスをご提供します。
第2回 市民公開講座として、地域の方の生活に役立つ油化学をやさしくご案内します。
第3回 若手研究者奨励賞受賞記念講演会です。未来にはばたく若手研究者の最新の研究を講演をお届けします。

 

過去の関東支部油化学セミナー開催実績(平成25年以降)はこちらをご覧ください。

⇨ 主催セミナー開催実績