平成25年度 界面科学関西セミナーを開催しました

Posted on

平成25年度の界面科学部会関西地区の行事として「界面科学関西セミナー―女性研究者の視点から生み出される新技術・新素材―」が開催されました。本年度は,平成25年12月20日に,大阪市立工業研究所で78名[参加者66名、講師5名、世話役幹事7名]の参加により開催されました。

当日の講演は、下記のような演題でそれぞれの講師の先生方により、全部で5題をご講演いただきました。

1. 「低分子ゲル化剤・増粘剤としてのアミドアミンオキシド型界面活性剤の開発」
(地独)大阪市立工業研究所 懸橋 理枝氏
2. 「脳科学研究からみた化粧行為の有用性 ~現代社会における化粧行為の役割~」
(株)ノエビア  川口屋 幸氏
3. 「女性視点での製品開発 ~泡と香りに着眼した台所用洗剤の開発~」
ライオン(株) 浅野 ほたか氏
4. 「化粧品分野におけるリポソーム製剤の開発事例」
(株)ファンケル 山﨑 奈穂子氏
5. 「男性肌研究 ~男性特有の皮膚生理とスキンケア」
(株)マンダム 山口 あゆみ氏

界面科学に関する理論的な話から心理的な効果についての話まで、非常に広範囲にわたる内容を含む講演会にもかかわらず、興味深い話題をわかりやすくお話いただけたので、活発な質疑もあって有益なセミナーとなりました。

会場および質疑討論