ご挨拶

日本油化学会第57回年会実行委員会
実行委員長　　戸谷永生／小野大助

2018年9月4日（火）〜6日（木）の3日間、日本油化学会第57回年会を神戸学院大学有瀬キャンパスにて開催致します。本年度は、American Oil Chemists' Society（AOCS) とのジョイントミーティングも同時に開催されます。年会の主題は「シーズとニーズのマッチング」と設定し、大学・研究機関の研究と企業研究から有用な技術や製品の開発を目指します。今年も例年同様、受賞講演、特別講演、教育講演、シンポジウム、一般講演（口頭発表およびポスター発表）、企業展示など多彩な企画を予定しておりますので、多くの方々に是非ご参加ならびにご発表をいただきたいと思います。

一般講演の主題は、界面化学、油脂・脂質化学、食品化学、生化学・バイオテクノロジー、分析化学、有機化学・石油化学、環境科学・資源化学、洗浄・洗剤、およびその他を予定しています。使用言語は日本語あるいは英語です。日本油化学会の各部会によるシンポジウム、油化学分野における魅力的なトピックスを取り上げた主題シンポジウムも企画されています。また、ヤングフェロー賞・学生奨励賞・優秀ポスター賞の選考を行いますので、学生を含む多くの若手研究者の発表も希望致します。

併催されるジョイントミーティングで実施される発表は
Biotechnology
Edible Applications Technology
Health and Nutrition
Surfactants and Detergents
の4つに分類され、AOCSと日本油化学会（JOCS)から各4件ずつ、計32件の英語発表から構成されています。年会参加者は、無料で聴講することができます。

会場である神戸学院大学有瀬キャンパスからは、青く穏やかな瀬戸内海、それを跨ぐ銀色に輝く明石大橋、その先には緑豊かな淡路島を望むことができます。9月5日の夕方には神戸西神オリエンタルホテルに会場を移して懇親会を催しますので、是非多くの会員の方、また会員以外の方に参加いただき、油化学の更なる発展に向け積極的なディスカッションや交流をしていただきたいと願っています。

最後になりましたが、初秋の神戸で開催される本年会、またJOCS-AOCSジョイントシンポジウムが盛会となりますよう皆様のご参加、ご支援をお願いするとともに、皆様のご研究の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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