主 催 日本油化学会 東海支部 協 賛 日本化学会,色材協会,東海化学工業会,愛知工研協会, 名古屋市工業技術振興協会,化学工学会東海支部 日 時 平成19年6月7日 (木) 9:50~17:00 場 所 名古屋市工業研究所 第1会議室(管理棟3F) 名古屋市熱田区六番三丁目4-41 Tel: 052-661-3161 [交通] 地下鉄,市バス,三重交通バス 「六番町」下車,南西へ徒歩2分 油化学分野の第一線でご活躍の大学,企業の方々を講師にお招きし,その分野に おける新しい技術や動向についてご講演をいただきます。本分野に携わっている 方々にご活用いただければと考えております。多数のご参加をお待ちいたしてお ります。 プログラム (10:00 ~ 11:10) 1.「リン脂質(レシチン)の化学」 辻製油株式会社 機能性事業本部 園 良治 氏 リン脂質は,種々の細胞や組織に存在する生命活動に必須な物質であると同時 に,リン脂質を主体とする混合物であるレシチンは,古くよりさまざまな産業 分野で幅広く利用されている。ここでは,大豆由来のレシチンを中心に,その 性質について製造法を交えながら紹介する。 (11:10 ~ 12:20) 2.「高機能リポソームの調製とその物性」 東京理科大学 理工学部工業化学科 酒井 秀樹 氏 リン脂質が形成する閉鎖小胞体であるリポソームの調製法ならび物性について 概説する。とくに,超臨界二酸化炭素を溶媒とする新規リポソーム調製法,お よびDDSへの応用を指向したカチオンリポソームの調製と物性について解説する。 (13:20 ~ 14:30) 3.「レシチンの食品への応用」 キユーピー(株)研究所 健康機能R&D センター 坂口 裕之 氏 レシチンは乳化力をもつ天然素材として食品に利用されている。また,乳化以 外に品質改良や栄養成分供給の目的にも利用されている。本講演では,卵黄レ シチンを中心とした食品分野における応用について概説する。 (14:30 ~ 15:40) 4.「医薬分野における機能性リポソームの特徴と応用」 日本油脂株式会社 DDS 研究所 小田 洋 氏 リポソームの表面をPEG や糖,タンパク質などで修飾することにより,血中滞 留性の向上や特定の臓器・細胞へのターゲティングなど,種々の機能を付与す ることができる。本講演では,それら機能性リポソームの特徴と応用例につい て紹介する。 (15:40 ~ 17:00) 5.「リン脂質の化粧品への応用」 株式会社コーセー 研究本部 紺野 義一 氏 生体膜構成成分であるリン脂質は,皮膚親和性が良好で,安全性が高い化粧品 素材である。リン脂質は,その構造から水中で自己組織体を形成しやすい。本 講演では,化粧品への乳化剤としての応用から,リポソーム,シート状ラメラ 構造体としての応用について述べる。 参加費(テキスト代含む,当日支払い) 本学会普通会員 8,000円, 本学会法人会員・協賛団体会員 10,000円 学校・官公庁 3,000円, 学生 1,000円, 非会員 12,000円 定 員 100名 申込締切 平成19年5月31日 (木) 申込方法 申込書(下記申込策先へご請求ください)にご記入のうえ,郵送または Fax でお申し込みください。 申込先 〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目17-22 中部科学技術センター内 日本油化学会 東海支部 Tel: 052-231-3070 Fax: 052-204-1469 振込先 みずほ銀行 名古屋支店 普通預金口座 No. 1103542 社団法人 日本油化学会 東海支部 連絡先 〒510-0844 三重県四日市市宝町1-3 太陽化学(株) インターフェイス ソリューション事業部 岩永 哲朗 Tel: 059-347-5402 Fax: 059-347-5417 E-mail: tiwanaga☆taiyokagaku.co.jp