本年10月、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催 されます。 そこで、開催を控え油化学セミナーにおいて、生物多様性に産業(企業) がどのようにかかわっていくべきか、どのような取組が進められているか について生物多様性条約の枠組みや生物多様性に大きな影響を与える地球 温暖化対策等を含め、ご講演いただきます。 油化学分野の方はもちろん、生物多様性に関心をお持ちのより多くの方々 にご活用いただければ幸いに存じます。多数のご参加をお待ちいたしております。 主 催 日本油化学会 東海支部 協 賛 日本化学会、色材協会中部支部、東海化学工業会、愛知工研協会、 (財)名古屋市工業技術振興協会、高分子学会東海支部、 化学工学会東海支部 日 時 平成22年6月16日(水)13:00~17:00 場 所 名古屋市工業研究所 第二会議室 (管理棟4F) 名古屋市熱田区六番町三丁目4-41 TEL 052-661-3161 [交通] 地下鉄、市バス、三重交通バス「六番町」下車、南西へ徒歩2分 プログラム (演題と講師) 13:00~14:15 1.COP10の全体像 - 生物多様性条約の基本、COP10での重要議題、企業との関連を考える 名古屋大学国際環境人材育成プログラム 特任教授 渡邊幹彦氏 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)をむかえるにあたって、条約の 目的、COP10の重要議題と注目されている動向、条約とCOP10について企業が 注意すべき点について解説する。 14:15~15:30 2.パーム油利用企業と生物多様性保全 サラヤ株式会社 営業統括本部 広告宣伝部 部長 代島裕世氏 いまや世界で一番生産されている植物油「パーム油」の認証制度(RSPO)と、 その生産地である地熱帯雨林の生物多様性保全の最新状況 15:45~17:00 3.界面制御で生まれるナノ空間材料の可能性 ~グリーン&クリーンアースへの取組み~ 太陽化学株式会社 執行役員 インターフェイスソリューション事業部 研究開発担当 南部宏暢氏 界面活性剤のミセルあるいはミセルクラスターを鋳型としてナノ構造制御を 行うメソポーラスシリカの量産化に成功した我々は、単なる吸着剤や脱水剤 としての応用に留まらず、「ナノ空間材料」としての応用開発を進めてNEDO やJST等のプロジェクトに採択されている。省エネルギー触媒、非白金燃料 電池電極、マイクロリアクター部材等のグリーン&クリーンケミストリーに 関る技術の概要について解説する。 参加費 本会普通会員5,000円、本会法人会員・協賛団体会員6,000円、 非会員10,000円、学生2,000円(テキスト代含む) 定 員 100名 申込方法 申込書にご記入の上、郵送またはFAXでお申し込みください。 参加費は振込みまたは当日ご持参ください。 申込締切 平成22年6月9日(水) 申込先 〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目17-22 中部科学技術センター内 日本油化学会 東海支部 TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469 振込先 みずほ銀行名古屋支店普通預金口座 No.1103542 社団法人 日本油化学会東海支部