主 催 日本油化学会 東海支部 協 賛 日本化学会、色材協会中部支部、東海化学工業会、愛知工研協会、 (予定) (財)名古屋市工業技術振興協会、高分子学会東海支部、 化学工学会東海支部、(社)電気学会東海支部、(社)電気化学会東海支部 日 時 平成21年6月17日(水) 13:00~17:00 場 所 名古屋市工業研究所 第一会議室 (管理棟3F) 名古屋市熱田区六番町三丁目4-41 TEL 052-661-3161 交 通 地下鉄、市バス、三重交通バス「六番町」下車、南西へ徒歩2分 地球温暖化対策、エネルギー資源問題の有望な解決技術として、環境負荷の 少なくクリーンな太陽光発電が期待されている。現在主流のシリコン系太陽 電池は、高コスト、原料確保問題を抱えていることから、次世代の太陽電池 として、原料・製造コストの安価な有機太陽電池の実用化が待たれている。 そこで、有機太陽電池開発の実用化でご活躍の先生方をお招きし、有機太陽 電池の基礎から最前線の研究成果までをご講演いただきます。油化学分野の 方はもちろん、太陽電池に関係のあるより多くの方々にご活用いただければ 幸いに存じます。多数のご参加をお待ちいたしております。 プログラム (演題と講師) 13:00~14:15 1.有機・色素系太陽電池開発の技術動向と産業用途 桐蔭横浜大学 大学院工学研究科 研究科長 教授 宮坂 力氏 太陽電池開発への研究投資が加速している。なかでも色素増感型を含めた 有機系太陽電池は低コストの印刷式製造を可能にし、フレキシブル化にも 適する点から消費者エレクトロニクス産業での実用化へ期待が集まっている。 本講演で、その技術を作製法と性能・耐久性の点で解説し、エネルギー貢献に 立脚した太陽電池の開発のポリシーに触れながら、産業用途についても紹介する。 14:15~15:30 2.有機太陽電池の概要とその実用化研究 新日本石油㈱ 研究開発本部中央技術研究所 副所長 錦谷 禎範氏 近年,有機導電材料を用いた有機太陽電池が,低コスト化の可能性を秘めた 革新的太陽電池として注目されている。有機太陽電池には色素増感型と有機 薄膜型があり,色素増感型では約11%の変換効率が得られている。また,有機 薄膜型でも5%以上の変換効率が達成されており,更なる高効率化が期待され ている。本発表では,当社の色素増感太陽電池の開発状況を述べた後,有機 薄膜太陽電池の高効率化に関する基礎検討結果を報告する。 15:45~17:00 3.酸化亜鉛多孔質電極の低温製膜を用いたプラスチック太陽電池の研究開発 岐阜大学大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 准教授 吉田 司氏 低価格次世代太陽電池の最有力と目される色素増感太陽電池は、その実用化を 早期に果すためプラスチック化の実現が望まれています。本講演では、我々が 独自に開発した多孔質酸化亜鉛電極の低温合成法による太陽電池の研究開発に ついて、その現状と将来展望を お話します。 参加費 本会普通会員5,000円、本会法人会員・協賛団体会員6,000円、 非会員10,000円、学生2,000円(テキスト代含む) 定 員 100名 申込方法 申込書に記入の上、郵送またはFAXでお申し込みください。 参加費は振込みまたは当日ご持参ください。 申込締切 平成21年6月10日(水) 申込先 〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目17-22 中部科学技術センター内 日本油化学会 東海支部 TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469 振込先 みずほ銀行名古屋支店普通預金口座 No.1103542 社団法人 日本油化学会東海支部