第40回~31回

第40回 演題:?「糖質を利用した染色・繊維加工技術
~「汚れ」から「機能性材料」への転換~
? 講師: 地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 森之宮センター
大江 猛 氏
日時:平成29年5月18日(木)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
  概要:衣服に付着した糖質は食品の「汚れ」としてのイメージが強く、繊維の染色や機能加工に糖質はほとんど利用されていません。本講演では、糖質の「機能性」を説明し、染色や機能加工への応用例を紹介いただきました。
第39回 演題:?「消費者調査から“イマドキの生活者”を読み解く
             ~多様化する生活者の価値観~
講師: ライオン株式会社 生活者行動研究所
原 憲子 氏
日時:平成29年2月10日(金)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要:?モノがあふれる今、消費者自身も気付いていない思いをくみ取り商品・サービスにすることが求められており、それに応えるため、様々なテクニックを駆使して行う調査とそこから見えるイマドキの生活者についてご紹介いただきました。
第38回 演題:「繊維の内部構造の解析技術について
講師:共立女子大学 家政学部 准教授
村瀬 浩貴 氏
日時:平成28年7月22日(金)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要:?繊維内部への汚れ成分や洗浄成分の拡散の現象解明のためにも、繊維構造の理解が重要と思われる。繊維の内部微細構造を、透過型電子顕微鏡や大型放射光施設を用いて研究した事例を本セミナーでは紹介いただきました。
第37回 演題:「台所用洗剤の歴史と近年の製品特長について」
講師:ライオン株式会社 リビングケア研究所
宮島 正樹 氏
日時:平成28年5月20日(金)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要:台所用洗剤は1950年代に食の衛生・安全を高める目的で誕生した。その後、時代変化や新たな生活者ニーズに対応するべく進化し続け、様々な製品が発売されてきた。近年では、洗浄力や除菌力だけでなく、食器洗いの簡便さを訴求した製品も登場している。本発表では、台所用洗剤の歴史とその技術から近年の台所用洗剤の特徴と機能について紹介いただきました。
第36回 演題:「ナチュラルクリーニングの検証とその活用戦略」
講師: 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授
大矢 勝 氏
日時:平成28年1月26日(火)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要: 一般の洗剤を用いないで、重曹、酢酸、クエン酸、小麦粉、野菜ゆで汁などを活用する、いわゆるナチュラルクリーニングが注目を集めている。今回は、それらの方法・理論と有効性について整理すると共に、その活用戦略として、①科学リテラシーを高める科学教育の導入部に利用する、②新たな視点の洗浄技術のヒントを得る、などのストラテジーについて考察いただきました。
第35回 演題:「衣料用洗剤および洗濯関連製品の
最近の動向について」
講師:日本石鹸洗剤工業会 洗たく科学専門委員会 委員長
山田 勲 氏
日時:平成27年7月8日(水)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要: 洗濯の目的は、清潔で快適な衣生活を提供・維持することにある。  近年、合成洗剤市場の販売量における液体洗剤比率が増加し、すすぎ1回の洗剤が増えたように、衣料用洗剤および洗濯関連製品にいくつかの特徴的な変化が認められる。衣料用合成洗剤や仕上げ剤といった家庭洗濯に関わる製品の歴史を概括するとともに、最近の製品や技術の動向について紹介し、今後の展望にも触れていただきました。
第34回 演題:「ヨーロッパでの洗浄剤トレンドに対応した
次世代シュガー系界面活性剤 グルカミド」
講師:クラリアントジャパン株式会社
堀 祥子 氏
日時:平成27年5月19日(火)15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要:環境や安全への関心は年々高まっており、様々な分野で環境や安全に対応した製品が求められている。特にヨーロッパでは、EUエコラベル、ブルーエンジェルに代表されるようにエコフレンドリー製品への意識は高く、再生可能成分やRSPO認証の原料などに注目が集まっている。本発表では、ヨーロッパでの洗浄剤トレンドをひもといていただくと共に、今後求められると考えられる、洗浄性、泡立ち性のみならず、環境や安全性の面からも優れる次世代シュガー界面活性剤であるグルカミドに関してご紹介いただきました。
第33回 演題:「ISO14046:?ウォーターフットプリント-
水の環境情報見える化の意義と国際的動向-」
講師:東京都市大学 環境学部教授
伊坪 徳宏 氏
日時:平成27年1月23日(金)15:30~17:00
場所:共立女子大学・短期大学本館?5階?510室
東京都千代田区一ツ橋2-2-1
(神保町駅A9出口から徒歩1分)
概要:世界規模の環境問題の深刻化に伴い、環境影響の効果的な削減を目指して、環境情報の見える化とその活用に向けた検討が国際的に注目されている。水資源の消費や汚染に伴って発生する環境影響は深刻で、かつ、偏在性が高い。ウォーターフットプリントは製品やサービスのライフサイクルを通じて発生する水に関連する環境影響を定量的に評価する技法である。環境毒物化学会を中心に手法開発が活発に行われるとともに、コカ・コーラ、ネスレが利用するなど産業界にも浸透しつつある。現在はISOにおいてウォーターフットプリントの実施手順に関する国際規格化作業が進められており、早ければ今年中に規格化される予定である。本講演ではウォーターフットプリントの意義、方法に加え、近年における国際的動向について解説していただきました。
第32回

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演題:「帝人グループにおけるポリエステル製品の
循環型リサイクルに対する取り組み」

講師:帝人㈱?高機能繊維・複合材料事業グループ 経営戦略・企画管理室

近常?哲也?氏

日時:平成26年7月9日(水)?15:30~17:00

場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
(地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)

 

概要:帝人グループでは、世界ではじめて開発したポリエステルのケミカルリサイクル技術を活用し、使用済みポリエステル製品の循環型リサイクルシステムの構築に取り組んでいる。本技術は使用済みポリエステル製品を化学的に分解して原料にまで戻すことで、品質を劣化させることなく何度でも新たな製品として再生することができるものである。本講演では、これまでの技術開発の経緯や現在展開している環境ビジネスの概況について解説していただきました。

第31回 平成26年5月15日(木)に開催を予定していた 「第31回洗浄・洗剤部会 メンバーズセミナー(講師:東京都市大学教授 伊坪徳宏氏)」は、諸般の事情により、中止させていただきました。