1.第48回洗浄に関するシンポジウム
当会 洗浄・洗剤部会主催により「第48回洗浄に関するシンポジウム」を開催しました。
主 催 日本油化学会 洗浄・洗剤部会
日 時 平成28年11月10日(木)~11日(金)
会 場 タワーホール船堀 5階小ホール
東京都江戸川区船堀4-1-1
2.メンバーズセミナー
(1)演題:『台所用洗剤の歴史と近年の製品特長について』
講師:ライオン株式会社 リビングケア研究所
宮島 正樹 氏
日時:平成28年5月20日(金) 15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
概要:
台所用洗剤は1950年代に食の衛生・安全を高める目的で誕生した。そ
の後、時代変化や新たな生活者ニーズに対応するべく進化し続け、様々
な製品が発売されてきた。近年では、洗浄力や除菌力だけでなく、食器
洗いの簡便さを訴求した製品も登場している。本発表では、台所用洗剤
の歴史とその技術から近年の台所用洗剤の特徴と機能について紹介する。
(2)演題:『繊維の内部構造の解析技術について』
講師:共立女子大学 家政学部 准教授
村瀬 浩貴 氏
日時:平成28年7月22日(金) 15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
概要:
繊維内部への汚れ成分や洗浄成分の拡散の現象解明のためにも、繊維
構造の理解が重要と思われる。繊維の内部微細構造を、透過型電子顕微
鏡や大型放射光施設を用いて研究した事例を紹介する。
(3)演題:『消費者調査から“イマドキの生活者”を読み解く
~多様化する生活者の価値観~』
講師:ライオン株式会社 生活者行動研究所
原 憲子 氏
日時:平成29年2月10日(金) 15:30~17:00
場所:油脂工業会館9階会議室
東京都中央区日本橋3-13-11
概要:
モノがあふれる今、消費者自身も気付いていない思いをくみ取り商品
・サービスにすることが求められています。そのために様々なテクニッ
クを駆使して行う調査とそこから見えるイマドキの生活者についてご紹
介します。
3.日本油化学会
第55回年会 洗浄・洗剤部会シンポジウム
平成28年9月7日(水)に奈良女子大学 N101講義室にて、洗浄・洗剤
部会シンポジウムを開催しました。本年の部会シンポジウムでは、洗浄に
関する技術の中で、皆様のご関心の高い「環境適合性の高い界面活性剤」
をテーマとして取り上げ、講師の先生によるご講演を約一時間行いました。
その後、参加者の皆様と本テーマについて気軽に情報交換並びに議論をし
ました。
演題 : 『糖脂質型バイオサーファクタント“ソホロリピッドR”
の工業的生産と洗浄剤への利用』
サラヤ株式会社 バイオケミカル研究所 所長 平田 善彦 氏