オレオサイエンス原稿作成の手引き



原稿の様式および作成は次のとおりとする。

1 タイトルページ 原稿の1枚目は表紙とし, 原稿の題目, 著者名, 所属機関名, 郵便番号, 住所, 電話番号, FAX番号および連絡者名とその連絡先 (電子メールアドレス等)を日本文および英文で記入する。

2 "総合論文"および"総説"原稿の書き方

2-1 原稿は, 表紙, 英文および日本文による要旨, 本文 (図・表を含む), 文献, および著者の顔写真 (3×4cm)で構成される。

2-2 原則として, 原稿は, 本文 (図・表を含む), 文献を含めて13600字以内 (800字詰めA4用紙で17枚程度)とする。

2-3 英文による要旨は約200語で作成し, 英語のキーワードを4-5語付ける。日本文による要旨は英文のサイズに準拠して作成する。

2-4 原稿の本文はA4版用紙を縦長に用いて横書きで作成する。文字数および行数は25字×46行とし, 上下に3cm, 左右に4cmの余白を設ける。

2-5 英文による要旨はA4版用紙を縦長に用いて, 50字×32行でダブルスペースで印字する。

2-6 本文の区分けは原則としてポイントシステムとし, 1, 1・1, 1・1・1のように大見出し, 中見出し, 小見出しを付ける。

2-7 ゴシック (ゴ), イタリック (イタ)の書体, および上ツキ (∨), 下ツキ (∧)は, 原稿に赤で指定する。

2-8 本文に添付する図・表は, A4版白色無地用紙に英文で作成する。図はそのまま縮小して複写印刷できるように鮮明に描く。図の表題と説明は原則として英文で書き, Figure Captionsとして本文の後に別紙で添付する。表の表題も英文とする。ただし, 同一のデータを図と表で重複することはできない。

2-9 図・表は原則として1点を400字として換算する。

2-10 文章は簡潔に, 常用漢字と現代かなづかいを用いて書く。外国語 (単語, 人名, 地名, 会社名など)は原語またはカタカナを用い, 大文字は固有名詞の頭文字に限る。

2-11 略号を用いる場合は, 初出の際 ( )にその略号を示す。

2-12 本文中の字句に注を加える場合は, その右カタに注1)のように上ツキ記号を付け, 原則としてその原稿用紙の最下行に注1)と書き, 本文との間に線を入れる。注の番号は通し番号とする。

2-13 文中で図と表の説明をする場合は, Fig. 1, Table 1, また文の最後に付けるときは (Fig. 1), (Table 1)のように記入する。図・表は, 論文中に1つしかない場合でもFig. 1, Table 1と表示する。

2-14 用語は文部省学術用語集 (南江堂最新版), および本学会 (用語小委員会)の推奨する学術用語を用い, 記号, 符号, 数式等は国際的に慣用されたもの, 単位は原則としてMKS単位系を用いる。

3 その他の投稿原稿の書き方

3-1 原則として要旨は付けない。ただし, 必要に応じ日本語による要旨を添付することができる。

3-2 "研究備忘録", "資料"は, 原則として刷り上がり4ページ以内とし, "トピックス", "新製品ニュース", "提言", "オイルコーナー"は, 原則として刷り上がり2ページ以内とする。

3-3 "Q & A", "Eメール", "求人・求職", "学会情報"は短く簡潔に書くものとする。

3-4 "Eメール"は誌上でのペンネーム, イニシャル (匿名)を認めるが, 投稿の際は, 氏名 (会員番号), 所属機関名, 連絡先 (電話番号, FAX番号, 電子メールアドレス)を記入した後, 本文を短く簡潔に書くものとする。

3-5 その他は"総合論文および総説原稿の書き方"に準ずるものとする。

4 文 献

4-1 文献は引用個所に上付きの番号を付して明記する。引用件数は必要最小限にとどめる。

4-2 引用文献の略し方は, Chemical Abstracts に準ずる。

4-3 論文を引用する場合には, 次の順で執筆する。著者名, 雑誌名 (イタリック), 巻 (ボールド), ページ, (年号)。

  (引用例)

1) T. SAKAI, H. SAKAI, M. ABE & K. KAMOGAWA, Oleoscience, 1, 33-46 (2001).

2) 吉本敬太郎, 非ワトソン−クリック塩基対部位を認識する小分子プローブ, 化学と工業, 55, 582 (2002).

3) 日本油化学協会編, 第四版 油化学便覧, 丸善, p.132, (2002).

4) Y. TAKIZAWA, N. ABE & H. SHIMAZAKI, Solubilization in Surfactant Aggregates (S.D. Christian & J.F. Scamehorn edn), Marcel Dekker, New York, p.333 (1997).
(著者と編者が異なり, 単行本の中のある章の部分を引用する場合)

5) Y. TAKIZAWA & M. ABE, Mixed Surfactant Systems, Marcel Dekker, New York (1998).
(著者と編者が同じで, 単行本の全てを対象として引用する場合)

6) 菅野道廣, 油脂の栄養と疾病, 原一郎監修, 島崎弘幸, 町田芳章 偏, 幸書房, pp.150-60 (1990).

7) 近藤行成, 伊沢禎二, 好野則夫, 第38回 油化学討論会・講演要旨集, 名古屋, p.22 (1999).

8) 大竹勝人, 阿部正彦, 特願2000-313 599 (2000).

9) 木川 仁, 高木 優, 特開平10-251 674 (1998).

10) H. KIGAWA & S. TAKAGI, US Pat. 5 798 434 (1998).