オレオサイエンス Vol.2, No.1-12 (2002) 総 目 次
巻 頭 言
二木鋭雄 p.1
表 彰
日本油化学会功績賞・第36回日本油化学会賞等について p.239
受賞論文要旨
平成14年度日本油化学会学会賞, 工業技術賞および進歩賞受賞論文要旨 p.729
受賞論文
平成14年度日本油化学会学会賞
酸化ストレスの生体内反応とその制御に関する研究 菊川清見 p.733
界面活性剤自己組織体溶液の相挙動, 構造, 機能に関する研究 國枝博信 p.739
両親媒性物質が形成する自己組織体に関する研究 田嶋和夫 p.745
平成14年度日本油化学会工業技術賞
界面活性剤の特性を活用するフラン誘導体の効率的新合成法の開発と工業化 鈴鴨剛夫, 浜田和彦, 吉原 博 p.757
平成14年度日本油化学会進歩賞
有機基質の劣化防止に対する新規物質及び新規技術の開発に関する研究 朝倉浩一 p.767
編集委員会から
エディター賞, オレオサイエンス賞決る p.376
JOS電子ジャーナルを6月28日からJ-Stageに登載開始 p.487
受賞の挨拶
平成14年度エディター賞受賞によせて
A.I. KUZMENKO・二木鋭雄・野口範子 p.447
田嶋和夫・今井洋子・中村昭雄・越沼征勝 p.448
特集の序言
リン脂質Part1-3 八巻幸二・日比野英彦 p.11
リン脂質 Part 4 石井文由 p.177
酸化コレステロール 山崎律子・前場良太 p.246
食品成分とがん予防 浮谷基彦 p.329
環境安全性の新展開 小出 操 p.395
生体機能関連化学の新展開 Part 2 有村隆志・湯浅 真 p.449
新規界面活性剤の機能と応用 河田和雄 p.635
総合論文
構造リン脂質の調製 原 節子・戸谷洋一郎 p.13
高度不飽和リン脂質の酵素的改変と機能特性 細川雅史・高橋是太郎 p.19
プラスマローゲンの抗酸化作用 前場良太 p.27
DHA結合リン脂質の製造とその生理活性 井上良計・金田輝之 p.67
2-ドコサヘキサノイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンの半合成 日比野英彦 p.75
ホスファチジルセリンと脳機能 酒井正士・片岡豪人・工藤 聰 p.85
リン脂質の栄養と生理機能 永尾晃治・柳田晃良 p.129
リゾリン脂質の澱粉複合体形成 山下政続 p.137
医薬品製剤としてのリピッドベシクル 竹内洋文 p.181
リポソーム膜の機能性を生かしたDDS展開 笠岡 敏・丸山一雄 p.189
リン脂質を利用した製剤: 21世紀のリピッドエマルションの課題と将来性 石井文由 p.197
食事と酸化コレステロール 長田恭一・山田耕路 p.249
コレステロール酸化成績体: 生体内で生成する5a-および7-ヒドロペルオキシド
並びに5,6-エポキシドの生理学・毒性学的意義 山崎慎司・小沢直記・渡部 烈 p.257
動脈硬化と酸化コレステロール 前場良太 p.267
共役型リノレン酸 (CLN)によるがん予防 宮下和夫 p.333
カロテノイドによるがん予防 寺尾純二・長尾昭彦 p.339
テルペノイドによるがん予防 秋久俊博・徳田春邦 p.347
家庭用洗剤の環境生態系に対する安全性 三浦千明 p.397
化学物質の環境受容性と生分解性 武井俊晴 p.403
環境水中の界面活性剤及びその分解生成物の迅速分析 脇田慎一 p.411
金属錯体型塩基対をもった人工DNAの創製 塩谷光彦・田中健太郎 p.451
人工金属酵素の創製と物質変換 久枝良雄 p.459
グリセリルエーテル関連化合物開発と"Green Chemistry" 浦田興一 p.637
新しい素材としてのバイオサーファクタントの開発 崔 永国・石上 裕 p.649
オリゴマー末端に導入されたフルオロアルキル基の凝集効果が活かされた新しいフッ素系高分子ゲルの合成と応用 沢田英夫・川瀬徳三 p.681
入門講座
家庭用洗剤分野における界面活性剤 岡野知道 p.91
土木分野における界面活性剤 佐藤孝洋 p.143
農薬製剤と界面活性剤 遠山 明 p.205
吸着の化学 安部郁夫 p.275
医薬品分野の界面活性剤 山内仁史・杉江修一 p.697
研究室紹介
早稲田大学理工学部応用化学科 西出研究室 宮坂 誠 p.44
日本大学理工学部物質応用化学科生物資源化学研究室 (秋久研究室) 秋久俊博 p.109
明星大学地球環境保全センター 日高研究室 日高久夫 p.155
文化女子大学大学院家政学研究科被服管理学科 角田光雄 p.219
東京理科大学工学部工業化学科 今野紀二郎 p. 291
神戸学院大学栄養学部食品栄養学研究室 吉田弘美 p.362
慶應義塾大学理工学部応用化学科オレオサイエンス研究室 小山内州一 p.429
成蹊大学工学部応用化学科天然物応用化学研究室 戸谷洋一郎・原 節子 p.475
東京薬科大学薬学部第一衛生化学教室 菊川清見 p.666
東北大学大学院農学研究科・生体分子機能学研究室 遠藤泰志 p.710
北里大学理学部化学科分子構造学講座 (岩橋研究室) 岩橋槇夫 p.781
若手の会のページ
日本油化学会若手の会平成13年度活動報告 木田敏之 p.220
2001年若手の会サマースクールに参加して 近藤行成 p.220
若手の会講演会および第8回若手の会総会報告 福田啓一 p.221
平成14年度活動計画 木田敏之 p.222
Q & A
No.1, p.45
食べられる油と食べられない油の違いは
食べ合わせはどうして悪いのか
遺伝子組替え食品の安全性のポイントは
No.2, p.110
お茶の泡立ちの理由は
遺伝子組替え食品の安全性は
生茶の生とは
チョコレートはニキビや鼻血の原因になるか
No.3, p.156
プロザックとセントジョーンズワートの違いは
L-グルタミン酸のアンチカタボリック効果とは
エッセンシャルオイルに含まれるテルペンとはどんなものか
No.4, p.223
界面活性剤の環境基準とは
下水道のない家庭生活排水でどのように界面活性剤は処理されているか
衣類付着汚れはどのように経時変化するか, その効果的な洗浄方法は
天然色素と合成色素の退色性の違いは
No.5, p.292
ミセルと液晶はどう違うか
乳化と可溶化の違いとは
マイクロエマルションの両連続性とは
No.6, p.363
マヨネーズはなぜ分離しないのか
衣料用ポイント塗布洗剤と液体洗剤の違いは
粉末合成洗剤による洗濯で衣類に残る白い付着物はなにか
トコフェロールのベータ, ガンマ, デルタの固定化酵素によるアルファ化は可能か
No.7, p.431
遺伝子操作油糧植物の油に遺伝子は入っていないか
DNAの塩基配列と関連するタンパク質の見分け方は, DNAプローブとは
化粧品の油脂原料試験検査法で最適なものとは
脱臭工程後の油の酸化度合い測定法で最適なものは
No.8, p.476
食品や化粧品に抗酸化剤を組み合わせて配合した場合の相乗効果は
応力制御型レオメーターの特長は
No.10, p.667
マイクロカプセル化法のリポソーム製造温度のコントロール法や溶剤除去法は
マイクロカプセル化法は油溶性薬剤に応用可能か
リポソームを正荷電にする方法は
コアセルベーション法ではどう薬剤を内包するのか
リピッドマイクロスフェア製剤の疾患患部選択性のメカニズムは
No.11, p.711
衣類の洗浄力評価法に色による評価を適用できるか
油脂のトランス酸含量が物理特性にどうきいてくるか
No.12, p.783
エステル交換した油の流通量は
油脂の選択的水素添加の反応特性とは
オイルコーナー
インフレとデフレ 永井敏雄 p.55
ISF Honor Roll に選ばれて 橋本哲太郎・菅野道廣 p.63
日本油化学会改革への提言 前田 輪 p.165
約束事 永井敏雄 p.171
第48回界面科学部会秋季セミナーに参加して 城所忠彦 p.233
平成13年度油脂優秀論文表彰式 半田 進 p.302
合理的という事 永井敏雄 p.304
第5回油化学つくば交流会 三澤嘉久・山岡正和 p.306
呻吟独話 問われる日本の教育in21世紀 (去来舎)司馬楚人 p.372
PCIAに参加して 島田邦男 p.440
油化学関連シンポジウム in 沖縄 -沖縄の資源- に参加して 川崎直人 p.485
JS 2004(Joint Symposium of JOCS/AOCS in 2004) -国際ジョイントシンポジウムの開催に向けて- 和田 俊 p.486
イスラム教 永井敏雄 p.674
第42回夏期セミナー (関西支部)に参加して 西脇永敏 p.721
新しい自分を見つけるために 太田有美子 p.723
さらなる飛躍を求めて 中西久典 p.724
日本に来てから初めての国際発表 朴 晟希 p.725
第6回油化学つくば交流会について 畑 憲明・山岡正和 p.794
関東支部だより
花王(株)すみだ事業所見学会 p.232
新製品紹介コーナー
機能性リン脂質 サンオメガ PC-DHA 阿部秀一・日比野英彦 p.489
委員会・専門部会報告
平成13年度規格試験法委員会活動報告 p.377
平成13年度専門部会活動報告 p.379
会 務
平成13年度 事業報告 p.309
平成14年度 事業計画 p.319
平成14年度 役員・代議員 p.325
平成14年度 各業務委員会委員 p.387
平成14年度 各専門部会幹事 p.388
第48回通常総会および懇親会報告 深津 誠・米山雄二 p.390
ヤングフェロー賞およびオレオフロンティア賞について -お知らせと推薦のお願い- 二木鋭雄 p.442
電子ジャーナル化に伴う会誌送付および会費等変更の背景 太田昌男 p.792
インタビューコーナー
花王株式会社特別顧問 常盤文克氏を訪ねて 野口範子 p.2
株式会社荏原製作所 代表取締役会長 藤村宏幸氏を訪ねて 野口範子 p.121
オレオ交流サイト
p.443
会員ホームページコーナー
日清製油潟zームページ紹介 グラサーハイマン由香・生稲淳一 p.676
資 料
基準油脂分析試験法追加のお知らせ 企画試験法委員会 No.4 pp.1-6
基準油脂分析試験法追加のお知らせ 企画試験法委員会 No.7 pp.1-9
お詫びと訂正
p.173
大 特 集 ( 50 年 史 )
日本油化学会50年のあゆみ
歴代会長
No.9, p.A-1
本会行事
No.9, p.A-4
本会会誌表紙の変遷
No.9, p.A-8
挨 拶
会 長 p.495
祝 辞
p.496
(社)日本化学会
American Oil Chemists' Society (AOCS)
International Society for Fat Research (ISF)
Malaysian Oil Scientists' & Technologists' Association (MOSTA)
China Research Institute of Daily Chemical Industry (RIDCI)
(社)色材協会
(社)石油学会
(社)日本栄養食糧学会
日本界面活性剤工業会
(社)日本家政学会
日本化粧品技術者会
(社)日本食品科学工学会
(社)日本植物油協会
(社)日本水産学会
(社)日本生化学会
日本石鹸洗剤工業会
(社)日本農芸化学会
日本ビタミン学会
日本マーガリン工業会
(社)日本薬学会
(社)有機合成化学協会
(財)油脂工業会館
1. 沿 革
1・1 昭和26年 (1951)-昭和47年 (1972) (創立から21年まで) 吉富和彦 p.503
1・2 昭和48年 (1973)-昭和57年 (1982) (創立22年から31年まで) 吉富和彦 p.509
1・3 昭和58年 (1983)-平成4年 (1992) (創立32年から41年まで) 吉富和彦 p.513
1・4 平成5年 (1993)-平成13年 (2001) 11月 (創立42年から50年まで) 橋本哲太郎, 大城芳樹, 荻野圭三, 高木 徹, 大場健吉 p.516
2. 定款および諸規定
2・1 本会定款50年の歴史を振り返る 伊藤俊洋 p.525
3. 役員および総会・理事会
戸谷洋一郎 p.528
3・1 役員-理事および監事- p.528
3・2 常議員制より代議員制へ p.528
3・3 総会・常議員会 p.535
3・3・1 常議員会 p.535
3・3・2 総会の経緯・代議員制による総会の開催 p.535
3・3・3 名誉会員の推戴 p.535
3・4 理事会 p.535
4. 会員と会費
佐藤 征 p.539
4・1 会員と会員数 p.539
4・2 本会の財政状況 p.539
4・3 本会も産業界の景気動向に左右される p.539
4・4 本会の経済状況 p.539
4・5 減収の原因 p.539
4・6 減収への対策 p.543
4・7 まとめ p.545
5. 組 織
5・1 業務委員会
5・1・1 業務委員会 -学会活性化の推進役- 和田 俊 p.546
5・1・2 規格試験法 町田芳章 p.548
5・2 支 部
5・2・1 関東支部 小山内州一 p.548
5・2・2 東海支部 高木克彦 p.549
5・2・3 関西支部 蔵本暢浩 p.550
5・3 専門部会
5・3・1 油脂・合成化学部会 好野則夫 p.550
5・3・2 界面科学部会 田嶋和夫 p.551
5・3・3 洗浄・洗剤部会 角田光雄 551
5・3・4 生物科学・工学部会 菊川清見 p.551
5・3・5 酸化部会 山本順寛 p.552
5・3・6 食品健康科学部会 峰下 雄 p.552
5・3・7 環境科学部会 三浦千明 p.552
5・3・8 製油技術部会 無類井建夫 p.553
5・4 事務局 -OA化を中心として- 辻 修 p.553
6. 事業活動
6・1 年 会
池田 功 p.555
6・1・1 討論会・研究発表会の前史 p.555
6・1・2 討論会と研究発表会 p.555
6・1・3 特別行事との同時開催の研究発表会 p.556
6・1・4 油化学討論会から年会へ p.556
6・1・5 開催地 p.556
6・1・6 発表会の形式 p.556
6・1・7 油化学若手の会講演会 p.557
6・1・8 発展を続ける日本油化学会年会 p.557
6・1・9 これからの年会 p.557
6・2 講演会・講座・セミナー等
6・2・1 関東支部 小山内州一 p.558
6・2・2 東海支部 高木克彦 p.562
6・2・3 関西支部 蔵本暢浩 p.564
6・2・4 油脂・合成化学部会 好野則夫 p.568
6・2・5 界面科学部会 田嶋和夫 p.571
6・2・6 洗浄・洗剤部会 角田光雄 p.572
6・2・7 生物科学・工学部会 菊川清見 p.574
6・2・8 酸化部会 山本順寛 p.576
6・2・9 食品健康科学部会 峰下 雄 p. 579
6・2・10 環境科学部会 三浦千明 p.580
6・2・11 製油技術部会 無類井建夫 p.582
6・3 表 彰 三浦洋四郎 p.583
7. 会誌および書籍の刊行
7・1 会 誌 島崎弘幸 p.591
7・1・1 会誌の創刊 p.591
7・1・2 油化学から日本油化学会誌へ p.591
7・1・3 論文誌と情報誌の分離 p.591
7・1・4 Journal of Oleo Scienceとオレオサイエンスの創刊 p.594
7・1・5 おわりに p.594
7・2 書 籍
7・2・1 基準油脂分析試験法 橋本哲太郎 p.595
7・2・2 油化学便覧 -脂質・界面活性剤- 菊川清見 p.596
7・2・3 油脂用語辞典 橋本哲太郎 p.597
7・2・4 食用油 金田尚志 p.597
7・2・5 洗 剤 荒井明彦 p.598
8. 国際交流
8・1 AOCS-JOCSジョイント・ミーティング 三浦洋四郎 p.600
8・2 ISF国際会議 三浦洋四郎 p.601
8・3 その他の国際会議 和田 俊 p.603
8・3・1 界面活性剤関連の国際会議 (CID, CESIO等) 永山升三 p.603
8・3・2 IUPAC・国際会議 p.604
8・4 会誌の交換・寄贈 太田昌男 p.605
8・4・1 会誌の交換 p.605
8・4・2 寄 贈 p.606
8・4・3 送 本 p.606
9. Oily to Beauty and Healthy未来のオレオサイエンスへの挑戦 宮澤三雄 p.609
日本油化学会年表
p.616
定 款
社団法人 日本油脂化学協会定款 (昭和29年3月22日認可) p.625
社団法人 日本油化学会定款 (平成12年6月1日変更認可) p.627
コ ラ ム
日本油脂化学協会創立の頃(桑田 勉先生の想い出) 森 昭 p.504
日本油脂化学協会設立時の思い出 小森三郎 p.505
日本油脂化学協会の設立まで 早野茂夫 p.507
本会設立時の事務局の思い出 佐藤典子 p.508
脂肪酸製造技術の革新 平野二郎 p.511
1988年ISF世界油脂会議裏話 吉富和彦 p.514
関東支部の設立にあたって 大場健吉 p.522
定款・諸規定変更の経緯 吉富和彦 p.527
佐藤正典先生の隠れたお人柄 吉富和彦 p.527
浅原照三先生の思い出 早野茂夫 p.536
上野誠一先生の思い出 小森三郎 p.538
川上八十太先生の思い出 小松信一郎 p.538
製油とともに46年 安田耕作 p.545
アメリカ, ラトガース大学に留学した日本人たち 安田耕作 p.545
一会員の日本油化学会との関わりと思い 竹原將博 p.549
東海支部発足前後のこと 高木 徹 p.550
界面化学セミナー回想 福田清成 p.551
非イオン界面活性剤ことはじめ 林 信郎 p.552
油化学と環境・安全性の関わり 増田光輝 p.554
関西支部製油研究部会のことなど 益山新六 p. 558
洗浄に関するシンポジウム設立裏話 荻野圭三 p.565
目黒謙次郎先生の油化学セミナーでの思い出 上野 實 p.565
オリザノール研究の思い出 加藤秋男 p.598
国際人としての原 一郎先生 岡崎三代 p.601
その後のJoint Meetingこぼれ話 関口 一 p.606
50年史編集後記
p.632